こんにちは、しらたまです。
この記事を読んでいるあなたは夫から十分な生活費をもらえずに悩んでいると思います。十分な生活費をもらえない、もしくは全く生活費を入れてもらえない状況は経済的DVといい、DVの一種です。
普段の生活に欠かせないお金のことで悩み続けるのはとても辛いです。何とかして夫と話し合って解決したいものですが、経済的DVをするような夫との話し合いはまずスムーズにいかないし、方法によっては余計関係を悪化させる原因にもなります。
そこで、今回はなるべく今よりも状況をを悪化させないためにモラハラ夫から経済的DVを受けたの対処法をステップごとに書いていきます。
同時に経済的DVに苦しんでいるあなたが夫と長引く話し合いの間にやるべきことも書いていきますので、夫から十分なお金をもらえずに苦しんでいるあなたのお役に立てると思いますのでぜひ読んでください。
モラハラ夫がお金で支配する経済的DVとは?
そもそもモラハラ夫がお金で支配する経済的DVとはどのような事をいうのか?
- 夫が最低限の生活費しか渡さない
- 給与明細や貯蓄額を教えない
- 妻や子供が自由にお金を使う事を露骨に嫌がる、認めない
- 勝手にお金を使ったり借金をする
などがあります。
先ほども言いましたが、経済的DVとは、収入のある夫が妻に金銭的な自由を奪い支配する行為で、これもDVの一つなのです。
また、経済的DVを受けている被害者は専業主婦がとても多く、実際に私の周りでも十分な生活費をもらえずに悩んでいるママさんもいました。十分な生活費がなければ、毎日お金のことばかり考えてしまいますし、これを買ったら夫に叱られるかもしれないと物を一つ買うことすら怖くなってしまいます。
このような精神的な負担を受けながら生活するのはとても苦しいことですし、ストレスで体も心もおかしくなってしまいます。しかも経済的DVは、妊娠や出産後に妻が働けない専業主婦になったころに始まる傾向が強いです。
例えば妊娠前まで共働きだったけど、出産を機に夫の稼ぎだけで生活する場合。夫からしたら今まで自由に使えていたお金も全て家族の生活のために使わなければならなくなる可能性が高いです。
一般的な家庭の夫であれば受け入れられる状況でしょうが、モラハラ夫からしたら、
「俺の稼いだ金を勝手に使いあがって・・・」
「俺が稼いだ金なのに俺が我慢するのはおかしい」
「十分な生活費を渡しているだろ!」
と考えが自分中心にあるので妻が自分のお金を勝手に使っていることに不満を抱くのです。その結果、妻に十分な生活費を与えない、家計簿を細かくチェックするなど精神的ダメージをあたえるのです。
それが経済的DVであって、この行為はあなたの精神をむしばむ行為ですから立派なDVです。
それでは、代表的な経済的DVを一つずつ見ていきたいと思いますので、あなたの夫が当てはまるかチェックしてみましょう。
1モラハラ夫は十分な生活費を渡さない
家庭によって家計を夫が管理する場合、妻が管理する場合と違いはあります。ちなみに経済的DVの家庭は夫が全ての家計を管理していて、妻は夫から生活費をもらって生活している場合が多いです。やはりその方が夫が自分自身でお金をコントロールしやすいですからね。
もちろん、夫が管理する形で夫婦間で話し合い、うまくいっているケースもありますが、そもそもモラハラ夫であれば、話し合いが難しいので、妻はただただ夫に従うしかない傾向にあります。
ただ、妻も最初は生活費が足りないと夫に伝えると思います。ですが、お金を話をするたびに、
- なぜ足りないのかをしつこく追及される
- 明らかに不機嫌になる
- 怒られる
この様な態度をされると、だんだんと言えなくなりますよね。
「また機嫌が悪くなったら嫌だし・・・」
と結果的に夫の渡されたお金で生活し、足りない分は自分の貯金などで補填しながら生活していくしかないと諦めてしまう。
結果、妻は夫によってお金で支配され精神的に追い詰められてしまうのです。
あなたは夫に生活費が足りないと相談できますか?
もちろん、うまくいっている夫婦間でもお金の話はしずらいものですが、夫がお金の話をするたびに不機嫌ではなく、しっかり考えてくれる姿勢を感じるのであれば心配ないでしょう。
もし、言えない、もしくは言いずらい、毎回不機嫌になるのであれば、夫がモラハラ夫である可能性もあります。言えないというのは既にあなたはお金によって夫に支配されているということですから。
2給与明細や貯蓄額を教えない
夫が生活費を管理している家庭では
- 夫の給与明細を見たことがない
- 夫がどのぐらい貯蓄しているのかわからない
と妻は夫の収入を把握していないことが多いです。
もちろん、十分な生活費をもらっていれば、あまり気にしないことですし、夫への信頼もあるでしょうから問題ありません。
しかし、夫がモラハラ夫で経済的DVを受けている場合は、夫はお金の話をすると不機嫌になるので、妻は給与明細や貯蓄額を知りたくても知れないのが現実です。
本来夫婦であれば話し合えるべきことができないのは本当に悲しいですし、それが続けば苦痛でしかないですよね。話し合いしたくても相手が応じなければ前に進みませんし、あまりしつこく聞けば状況も悪化しかねないので難しい問題でもあります。
3妻や子供が自由にお金を使う事を露骨に嫌がり認めない
経済的DVをする夫は、妻や子供が自由にお金を使う事を露骨に嫌がり認めない傾向にあります。
これは例えあなたが家計を握って夫の給与明細も通帳も管理していたとしても下記の傾向があれば、夫がモラハラ夫で経済的DVをしている可能性はあります。
- 「なんでこんなにお金がないの?」と言われるので、細かく家計簿を見せて何度説明をしても納得しない
- 「専業主婦ってランチしたり昼寝したりいいご身分だよね」としょっちゅう言われる
- 新しい物(家で使うものなど)を買うと「これ買ったんだ。いるか?」と夫が納得しないものは何度も文句を言われる
- 「これから何か買ったら毎回レシート見せてね!」と言われ毎回細かいチェックがある
私がこのパターンで、専業主婦になってからからすぐにお金のことを言われるようになりましたね。当時の私は夫に理解してもらえるように細かく家計簿をつけて、説明したり、無駄遣いしない様に努力していました。
けれども、何度話をしても全く理解を得られない夫に対して次第に違和を感じるようになったんです。今思えばモラハラ夫だったので通じなくて当たり前と理解できますが、当時はまだモラハラという言葉すら知らなかったので夫に理解してもらうために必死でした。
何度話しても機嫌が悪くなり、責められる状況に私が耐えられなくなり、次第にお金の話を夫にしない様になりましたし、気軽に物を買う事もできなくなってしまったんです。
もしあなたの夫がお金の使い方にいちいち文句を言ってきて、あなたが何度説明しても話が通じないのであればモラハラ夫である可能性が高いのです。
4勝手にお金を使ったり借金をする
経済的DVをする夫は勝手に額が大きい買い物をしたり、借金している可能性も高いです。
例えば夫が
- 勝手にローンを組んでバイクを買っていた
- ギャンブルで借金をしていた
- 勝手に隠し口座へお金を入れていた
ということも経済的DVになります。
また厄介な事にこのような行動をモラハラ夫は一切悪気がありません。
「俺の金でやっているのだから何が悪い?」
と逆切れされておしまいです・・・
妻にはお金を使いどころを細かくチェックし文句を言うのに自分はいいのです。
また男性は女性よりも高価なものにお金を使いがちなので、発覚した時は多額のローンが組んであったりと靴を買ったレベルでは済まないこともあります。
私の場合、夫は太陽光ビジネスを誘われて契約しようとしていたことがありました。その紹介者を私は知っていたので、夫に内緒で連絡を取り募集を締め切ったといって断ってほしいと相談し契約には至りませんでしたが。
このように妻に相談もなく勝手に大きな買い物をしたり、借金をする。もしくは相談は一応するが、結果的に自分の意見を貫いて相談ではなく報告になるタイプの夫も経済的DVをするモラハラ夫の可能性が高いです。
モラハラ夫から経済的DVを受けお金に困った時の対処法
あなたが夫から経済的DVを受け、お金に困った生活を強いられた場合、どうやって対処すればいいのか?
それが5つの対処法です。
- ステップ1生活費が足りないことを証拠と共に伝える
- ステップ2身内や家族などに相談し、一緒に話し合ってもらう
- ステップ3公共の女性相談やDV相談、無料弁護士相談を活用する
- ステップ4内容証明を送り生活費を請求する
- ステップ5別居し調停で婚姻費用分担請求をする
段階別に説明しますので、今のあなたの状況に合わせてできることから実行してみてください。
それでは一つずつ見ていきましょう!
ステップ1生活費が足りないことを証拠と共に伝える
もし、あなたが夫とお金について会話ができる状態であれば家計簿をつけて毎月頑張ってやりくりしても生活費が足りないことを夫に伝えてください。何度も伝えることで、お金の話を出来るのであれば理解をしてもらえるかもしれません。
私も結婚当初は生活費についてチクチク言う夫に対してか家計簿を細かくつけて一人の生活とは違い二人になれば生活費は意外とかかると何度も訴えていました。
彼は一人暮らしが長かったので生活費についても理解があると思ってましたが、女性は化粧品や美容院のお金が男性よりもかかり、単純にトイレットペーパーや食費なども人数が増えれば増えただけお金がかかるということを実は理解していないようで独身時代の感覚でいるなと話をして感じました。
このように夫が家族を持つことで生活費がそんなに違うんだとわかっていない場合もあるので、家計簿やレシートを見せて、決して無駄遣いではなく現実必要なお金が足りないことをわかりやすく説明してみましょう。
普段買い物をしているスーパーも特売日に言って少しでも節約をしようとしていることも他店のスーパーの広告のチラシを照らし合わせながら伝えると夫もわかりやすいかもしれません。
少しめんどな作業にはなりますが、お金の話が出来るうちにしかできないことなのでやってみる価値は十分にあります。
ただ私の場合は夫はモラハラだったので、結果的に伝わることはありませんでしたが・・・
まだこの初期段階では夫がモラハラだと気づいていなかったので、根気よく何度も訴えていましたね・・・
なので、夫がお金の話をすると不機嫌になるけれども、あなたがまだ何とか夫に話せるのであれば、ぜひ話し合いをしてみてください。
またこの先経済的DVが酷くなり別居や離婚をする際に夫に十分な生活費がもらえなくても、あなたは努力をしていた証拠として家計簿も役に立つのでしっかり保管しておきましょう。
もし夫が破棄してしまうと心配ならば、写真に撮っておくかコピーをして友人や家族に預けてるなどしてください。
では、どうしても自分で夫にお金の話ができない場合はどうしたらよいか?
次の対処法がこちらになります。
ステップ2身内や家族などに相談し、一緒に話し合ってもらう
夫に自らお金の話をしずらい状況にある人が次にやることは、家族や信頼できる友人に相談し、一緒に話しあってもらうことです。
多くの男性は友人同士であっても家計の話をすることはあまりないかなと思います。なので、実際に他の家庭の生活費は把握できていないので、あくまでも勝手に想像した予測で自分は充分な生活費を渡していると思っている場合もあります。
女性であれば気の合う友人であれば生活費の悩みなどを話すことは珍しくないので、会話によって他の家庭と自分の家庭を比較するいい判断材料になることがありますけどね。
ですから、あなたに家族や信頼できる友人がいるのであれば、今の状況を説明し、他の家庭と比較して明らかに生活費が足りないことを夫に説明するための協力を相談してみてください。
ただし、家族や友人であっても夫が見下していない人が条件になります。
経済的DVをするモラハラ夫は例えあなたの家族や友人であっても見下すことはあります。
私がまさにその状態で私の唯一の家族である母をモラハラ夫は見下していましたし、友人にも同じ子育て世代で忙しい中、夫に会うことまでは相談できませんでした。
なので、自分で夫のお金の話も出来る状況ではなく、身内や友人に相談しにくい場合もありますよね。
そういった時にやる対処法が次になります。
ステップ3公共の女性相談やDV相談、無料弁護士相談を活用する
どうしても自分で夫のお金の話も出来る状況ではなく、身内や友人に相談しにくい場合、住んでいる市や県の女性相談、DV相談、無料弁護士相談に電話をし相談してみましょう。
あなたのお住いの市や県で無料相談窓口は設置しているかは毎月配られる広報でも確認できますし、わからない場合は下記リンク先でも相談先一覧を確認出来ますので活用してみてください。
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/index.html
女性相談やDV相談は電話をかけて担当者がいればそのまま話を聞いてもらえることもありますし、予約をして1時間程度会って話を聞いてもらう事も出来ます。
私も夫に一ヶ月半無視されたときに、相談できるところは全部電話をした経験があります。本当に悩んで疲れ果てていた時だったので、話を聞いてもらいたい、どうしたらいいかアドバイスが欲しい一心でしたし、話を聞いてもらうだけで少し気が楽になりましたね。
ただ、様々なところに電話をして予約をし実際にあって話を聞いてもらうなか感じたことは、DV相談を担当しているからと言ってDVを理解しているとは限りません。中には知識や経験が全くないのに担当している人もいて余計傷ついたこともあります・・・
もし、この人に相談しても・・・と感じたら、他の相談窓口に電話してください。あなたの話を理解してくれる相談員はいます。
もちろん、話を聞いてもらえるだけでもスッキリすることもあるので、積極的に無料相談は活用して欲しいのですがDVを理解している担当者ばかりではないことだけ知っておくことも必要と感じております。
また無料弁護士相談も得意分野がありますので、DVやモラハラを得意とする弁護士であるか確認してから予約をしましょう。
これも私の経験なんですが、一番最初に弁護士相談に行ったのが市でやっている無料相談ではなく、ネットで調べて家から近い弁護士さんの無料相談に行ったのですが、DVを得意としている弁護士ではなかったので、あまりいいお話ができませんでした。
その後、隣の市でやっている無料弁護士相談が多くのモラハラやDV被害者を担当した女性弁護士の方という事で相談しに行き何度も相談行くようになったのです。
その先生は後に私が離婚の際お世話になるのですが、同じ女性で子供もいる立場ですし、多くのモラハラ、DV被害者を救ってきた経験豊富な先生だけに、毎回今自分がやるべきことを的確にアドバイスしてくださったので、弁護士選びの重要性も早い段階で気づけたのです。
悩んでどうしようもない、誰かに救いを求めるように行くときの相談だからこそ、自分の相談内容と合った弁護士か確認することは大切です。
では、ここまで3ステップ頑張って夫と向き合ったけれども、公共の無料相談をしてもいいアドバイスが貰えず状況が変わらない場合はどうしたらいいか。
それがこちらになります。
ステップ4内容証明を送り生活費を請求する
自分で夫にお金の話も出来ず、身内や友人に相談しにくく、住んでいる市や県の女性相談、DV相談、無料弁護士相談に相談したがいい方法が得られない場合は、夫に内容証明を送り強制的に生活費を払ってもらうことも出来ます。
内容証明とは、一般書留郵便物の内容文書について証明するサービスで、いつ、いかなる内容の文書を誰から誰あてに差し出されたかということを、差出人が作成した謄本によって当社が証明する制度です。
つまり、あなたが夫に生活費についてを記載した郵便物を何月何日に送ったことを郵便局が証明してくれるということです。
これにより、夫が「そんなの知らない!聞いていない!」とは言えないので立派な証拠になるという訳なんです。
内容証明の詳しい内容は下記リンク先よりご確認ください。
そうは言っても、話し合いも出来ない状況で同じ屋根の下に住みながら内容証明を夫に送るのは勇気のいることです。なので、同居しながら内容証明を送るときは別居や離婚の覚悟ができた時だと思います。
ですが、勇気を出して内容証明を同居中に送ることで、夫が焦り態度を急変させて生活費を支払うこともあるかもしれません。そうなれば、別居や離婚までは至らずにひとまず生活費を確保したという事で精神的にもかなり安定するのではないでしょうか。
また内容証明は今後夫と離婚に向けて話し合う際に、あなたが生活費の請求を夫にしていた証拠になるのでしっかり残しておきましょう。
さてここまで
ステップ1生活費が足りないことを証拠と共に伝える
ステップ2身内や家族などに相談し、一緒に話し合ってもらう
ステップ3公共の女性相談やDV相談、無料弁護士相談を活用する
ステップ4内容証明を送り生活費を請求する
と段階を踏んで夫にお金の話をしてきました。
ここまで色々やっても、経済的DVは一切なくならない場合、最後にやることが次になります。
ステップ5別居し調停で婚姻費用分担請求をする
話し合いをしたり、色々なところに相談にも行き、あなたはあらゆる手段を使って夫と向き合ってきました。ですが、夫の経済的DVは一切なくならない、もしくはあなたの納得のいく金額に達していない。
そんな時にやる最終手段は、別居し調停で婚姻費用分担請求をするという方法です。
ちなみに婚姻費用分担請求とは、法律上夫婦である以上お互いに助け合う義務があり、別居中の妻は夫に生活費を同等レベルの生活費を払ってもらうという権利です。
婚姻費用分担請求については下記リンク先に詳しく書いていますので確認してください。
婚姻費用の記事
婚姻費用分担請求は法的な拘束力があるので、たとえ夫が支払いを拒否しても給与の差し押さえができます。そのため今まで行ってきた対処法の中では一番夫に対してプレッシャーをかけるものです。
ちなみに婚姻費用分担請求は同居しながら請求できます。ただ、私の経験上、あらゆる手段を尽くしても全く変わらない夫とこの先も同居できるかというと、精神的負担はかなり大きいので難しいことも多いと思いますし、同居しながら婚姻費用を請求する勇気は私にはありませんでした。
そもそも、生活費を十分に貰えていないのですから、この時点で夫との未来を考えられない方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、お子さんが小さくてすぐに働けないなど、各家庭の事情は様々なので、あなたや子供の安全第一で無理のない形で行動することをお勧めします。
また同居しながら婚姻費用分担請求をする場合、家賃分を差し引いた額になる可能性もあります。勇気を出して同居しながら夫に婚姻費用分担請求をしたにもかかわらず、十分な金額を得られなければ更に同居が苦痛になります。
なので、先に弁護士に相談し、想定額を知ってから請求すべきかどうか判断するといいでしょう。
お金で支配する経済的DVをモラハラ夫が辞めない時にあなたがやるべきこと
さて今回は夫から経済的DVを受けた際の対処法を5つ、段階別にお話しました。、もう一度確認しましょう。
- ステップ1生活費が足りないことを証拠と共に伝える
- ステップ2身内や家族などに相談し、一緒に話し合ってもらう
- ステップ3公共の女性相談やDV相談、無料弁護士相談を活用する
- ステップ4内容証明を送り生活費を請求する
- ステップ5別居し調停で婚姻費用分担請求をする
5つの対処法を一つ一つやりモラハラ夫と向き合う事はどても精神的苦痛でしかありません。
ですが、家庭を守りたい、子供を守りたい思いで
「もしかしたら夫は分かってくれるかも・・・」
と期待もあってあなたは頑張っています。
ただ経済的DVをする夫との話し合いはスムーズにいかないことが多いです。なので、夫にお金の話をしつつも、可能であれば少しでも前に進むためにパートや在宅ワークなどあなた自身でお金を稼ぐことをしてみてください。
なぜお金を稼ぐことをお勧めするかというと、私もモラハラ夫に一ヶ月半無視されたとき、離婚したい気持ちがあったのですが専業主婦だったので小さな子供と一緒に出る勇気はありませんでした。
「長年のブランクがあるのに仕事は見つかるのだろうか?」
「子供の急な体調不良の時に休める仕事を探さないと」
「もし私に何かあったらこの子はどうなるの?」
と長年社会とかけ離れた生活をしていた自分に自信が持てず不安ばかりで、結局モラハラ夫から離れることができなかったんです。
ですが、モラハラ夫との話し合いをした結果、彼とこの先一緒に暮らしていくことを考えられなかったので、社会復帰を兼ねて週3日のパート勤務を始めました。
今まで社会とかけ離れた狭い空間で生活していた私にとって働くことは気分転換になり次第に自信を持てるようになったんです。
職場の仲間と、たわいもない会話をすることは普段夫と会話のない私にとってストレス発散の場でもありました。
またパートで得たお金で職の選択肢の幅を広げるため、PC関連の資格も取りました。
もちろん、経済的DVをする夫は妻が自分以外の外部と接触するのを嫌がる人もいるので働きに行く許可を得ることからはじめなければならないこともあります。
ですが、そこは子供の為や二人の老後資金にと上手く話して何とか週一回からでもいいのであなたの将来の為にも仕事をしていきましょう。
仮に今後、別居や離婚になった場合、仕事も貯金もない状態では不安です。DVはいつ悪化してもおかしくないですし、身の危険を感じて急に家を出なければならないことだってあります。なので、動けるうちに少しでもお金をためておくことをお勧めします。
確かに子どものことを考えると別居や離婚をすることは避けたいと思う事は当然です。
- 経済的DVをするような夫と同居するのは子供にとっていいのか。
- 私と子供二人で生活するほうが子供にとっていいのでは?
- 本当に自分一人で育てられるのか・・・
いくら悩んでもこの答はいつでるのか、正直考えてもわかりません。
ただモラハラ夫から離れる経験をした私が言えるのは、
その時が来たら、あなたはただただ自分と子供の未来に向かって行動していると思います。
なので、今不安な気持ちや悩む時間を少しでも減らすために在宅ワークでもパートでもいいので自分自身でお金を稼ぐことをお勧めします。
好きで結婚した夫から経済的DVやモラハラを受けながら生活を共にするのはとても悲しくて辛いです。
こんなはずじゃなかったのに・・・と自分を責めないでください。
あなたは十分に頑張っています。
ですから、無理のない範囲からで構いません。夫との生活とは違う世界に目を向けてみてください。
また私で良ければお話を聞きますので、ご相談フォームよりご連絡をいただければと思います。
一人で悩まずにお気軽にご相談くださいね^^